アイドルマスター2

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ゲーム概要

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ジャンル : 音楽ゲーム+育成シミュレーション
 
総評 : 8.2 / 10.0 (見た目に抵抗がなく、内容に興味があれば、買って間違いないソフト)
 一言でいうならいわゆる「ギャルゲー」。しかし、とてもギャルゲーの一言では片付けられないような、音ゲー要素、沢山の戦略的要素、鑑賞要素を備えており、複数の要素が上手に絡み合っていて、ゲームの見た目以上に人を選ばないゲーム内容 (障壁があるとすれば、そのアニメ調の見た目だけ)。決してセリフを読み、選択肢を選ぶだけのゲームではない。ゲームとして、より考えて行動することが求められるので、キャラを気に入ったという人にはもちろんのこと、戦略的な要素が好きな人にもおすすめできる。計画的にパラメータを伸ばし、資金と相談しながら営業し、アイテムを買い、ステージでファンを増やし、売り上げを伸ばし・・・と、思った以上にいろいろな要素を駆使しないと良い結果でクリアすることは難しい。
 キャラも個々が立っており、ストーリーもそのキャラに合わせて独自のストーリーが展開するため、数周しても飽きないが、ゲーム内容含め、そのように数周したいような良い出来とは裏腹に、システム面で不親切な部分、全体的なテンポの悪さ (何をするにもパッと切り替わらない)、明らかに違和感のある部分 (特にコミュニケーション関連) をいくつか抱えており、この辺はマイナスポイントにせざるを得ない。
 
  ・注目点
   1. 把握しやすい、多彩なキャラクター、ストーリー。"2" とあるが、"1" のことを全く知らなくても楽しめる
   2. 組み合わせが無限大の魅力的なステージシーン、多彩な楽曲、衣装・・・
   3. ビートに合わせてボタンを押すだけとシンプルながらも、戦略性がある音ゲー要素
   4. ユニットを勝利に導くために、計画性が求められ、さまざまな要素を使いこなす必要がある点 (ゲームとしてのおもしろさ)  
 
トロフィー難易度 :
 Platinum : 7.5 / 10.0
  時間依存度 : ★★★★☆ / 操作スキル依存度 : ★★☆☆☆
 最低でもアイドル 9 周 + エクストラエピソード 4 回が求められるため、時間は平均的に見て 100 - 150 時間程度を見積もらなければならない。上にも書いたように、基本的にこのゲームはアドベンチャーゲームではないので、その部分の答えだけ知っていても無意味。音ゲー部分で高いスコアを出せるリズム感 (これは他の音ゲーに比べるとかなり簡単なのでそこまで厳しくはない) と、計画的なプレイ戦略がなければプラチナは不可能。いきなり全部門賞制覇などは狙わず、最初の 3 周は、ゲーム自体を楽しみつつ、金丸記者を使ってお金をためるプレイをするとよい。全 S ランクは鬼門と思われがちだが、マニーを潤沢に用意し、序盤は資金営業攻め、後半のフェス地獄では必ず安宅記者を捕まえる、ブレーク・キープは的確に狙っていく要領さえ分かっていれば非常に容易で、少なくとも 5 週は残して全 S ランク条件を達成することができる。システムの全容をよく理解できているなら、時間はかかるものの、難しいトロフィーはこのゲームにはほとんどない。
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多彩なキャラクターとストーリー

 簡単なストーリーとしては、いまいち人気が出ないアイドルたちを多数抱える「765プロ」の新人プロデューサーとなり、9 人のアイドルたちのなかから、3 人を選んでユニットを結成し (うち、1 人をリーダーにし)、彼女たちの曲を売り上げランキング 1 位に導くとともに、プロデュース開始から約 1 年後に行われる「IA (アイドルアカデミー) 大賞」獲得を目指していく、という内容になります。"2" とついていると、続編だから・・・と購入をためらってしまいがちですが、実際やってみて、前作をやらないとついていけないことは一切なかったので、はじめてのひとでも興味があれば安心して購入できます。
 選べるのは全部で 9 人。どのアイドルも、確実にキャラを識別できるくらい、強い個性か、あるいは決めぜりふ(口癖?)を持っており、個性が立っていて、把握しやすいです。画像を見ればわかるように、大体見たままの性格をしています。この辺は、キャラクターで売っているゲームとして、これだけ沢山人物がいるのに、よく出来ていると思います。ユニットを決める際は、アイドルが沢山いて、選ぶのだけでも迷ってしまいますが、果たして全員把握できるかというと、単にゲームを終える、という意味でなら、ユニットで選んだ 3 人しか基本的にこのなかからはゲーム本編には出てこないようになっているため、はじめてのプレーでも、いきなり沢山人物が出てきて戸惑う、ということはありません (仮に出てきても、これだけ個々が立っていれば、すぐ覚えられるでしょうね)。
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売り込む (プロデュース) することができるアイドルは全部でこれだけ。このなかから 1 人をリーダーにした 3 人組を結成する 選んだアイドルとは会話を通じて親しくなろう 会話からアイドルの性格を読み取ることが可能
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元気な印象のアイドルが多いが、落ち着いた性格もいる 自分たち (765 プロ) をやたら敵視してくる黒井社長。このような敵役も登場 黒井社長が送り出す、ライバルユニットのひとり。彼とは直接対決することに
 ストーリーについて、大まかな流れは先に書いた通りですが、ユニットの 3 人について、様々な特殊イベント、特にリーダーにしたアイドルに関しては、本編に関連した独自のストーリーが起こります。なので、ストーリーは 9 種類、9 回分ちゃんと楽しめるようになっています。具体的に誰がどうと書くと楽しみを奪うかもしれないので書きませんが、アイドルの印象通り、全体的に楽しい感じで最後まで進行していくものもあれば、本人が自分の弱さと向き合って、強くなっていくような、感情に訴えかけてくるストーリーもあり、本当に様々です。
 個々のストーリーについては、人によって感じ方は異なるでしょうが、私は楽しめました。ただし、残念なのは、共通の流れ (IA 関連) は、既読であってもスキップできないということ。既に前の周回で見た場面については、飛ばすという選択肢があっても良かったと思います。最後までやるとしたら 9 回も同じもの (しかも短くないもの) を見なければならないのはちょっと・・。

戦略的要素

 肝心のゲーム内容についてですが、キャラが目の前に立っていて、会話する内容を読み、選択肢から選んで・・・という、いわゆる紙芝居(ギャルゲー的)ゲームだと、このゲームをやる前はそう思っていたのですが、実際には全く異なります。
 このゲームは、大きく分けて、会話(紙芝居)、ステージ(音ゲー+鑑賞)、育成(戦略的要素)の 3 つの要素があります。このゲームで IA 大賞を獲得するには、単に会話を読んで、選択肢を選ぶだけではなく、曲の売り上げを伸ばし、ファンを獲得するため、お金と相談しながら、全国を回り、レッスンをし、ライブなどステージに出演し・・・という、約 1 年にわたるスケジュール (計 55 回) を、バランスよく、計画的に組み立てていかなければならないのです。ゲームとして見た場合は、実際には会話を読むだけのゲームなどでは決してなく、かなり戦略性の高い育成ゲームになっています。
 IA 大賞に選ばれるためには、ファンを沢山獲得する必要があります。また、ファンを沢山獲得すれば、沢山売り上げも伸び、そして、沢山売れるのでより大がかりなステージ (報酬、ファン獲得数が多いステージ) にも出してもらえるようになります。プレイヤーは、このことを念頭において、55 週のうち、1 週間単位で、毎週ごとにスケジュールを組むことになります。55 回も色々できるなら余裕かとも思いそうですが、強制的に入れられてしまうスケジュールを考慮すると、実質 40 台後半くらいしかありませんし、しかも最高の結果を残すには、かなり厳しい時間設定です。そういう点では、なんとなくアトリエシリーズを思い出してしまいました (ゲームとしては全然違うけど)。あれも最初は無駄なことをしまくって全然いい結果を残せずに・・・。
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選べるスケジュールはこれだけ。種類が多いように見えるが、本質的には 3 種類しかない スケジュール画面。無計画に選ぶと後で痛い目に遭う! 難易度や獲得ファン数にも注目。オーディションならどのオーディションでもいいわけではない
 毎週のスケジュールにおいては、全部で 3 つ、スケジュールするための時間的ポイント (タイムコスト) が与えられ、その枠の中で、最大 2 つまでスケジュールに入れることができます。予定に入れることができるのは、レッスン、営業、ステージの 3 種類ですが、レッスン・営業・ステージともにいくつか種類があるため、画像のように純粋な仕事の種類数ではかなり多めになっています。
 レッスンは通常のもの (タイムコスト 1)、できる時間が長いのでより効果が高いもの (コスト 2) があります。営業は、ファン獲得数は少ないがお金を得られるもの (通常営業、コスト 2)、ファン獲得数は多いが自分で開催するためお金がかかるもの (資金営業、コスト 2) があります。そして、ステージは、オーディション、フェス、自社開催のためお金がかかり結果的に報酬が少なめのライブ (それぞれコスト 3) に分かれます。
 通常営業、オーディション・フェスはお金がかからないのですが、残りはスケジュールに入れるのに全てお金 (マニー) がかかります。つまり、ファンが沢山欲しいからといって、資金営業ばかりはできないので、これらのイベントでお金を得ながら、余裕ができたら・・という形になります。画像では 100 万近くお金がたまっていますが、最初はほぼ 0 からのスタートなので、そう簡単にファンを獲得することはできません。
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営業では県名の形および位置を毎回聞かれることになる。日本地図を正確に覚えさせてくれる教育的な一面もある
 そして、このゲームでは、画像のように、日本がいくつかのエリアに分かれており、ただ単に、適当に営業やステージをやればいいわけではないのです。地方ごとに、ランダムで上記の仕事が割り振られており、それを成功するとその地方でのファンが増える、という仕組みなのですが、ファンには全部で 4 段階の注目度というのがあり、その地方でレッスン以外の仕事をこなすことで、注目度を上げることができます (画像でピンク色なのが最高段階で、これが黄色→緑→青の順で、自分で上げない限り、週を追うごとに下がっていきます)。これが最高段階でない場合は、段階の低さに応じて重みがつき、毎週、ファン数が徐々に減っていきます。しかも、段階が低ければ低いほど、ファンたちが新曲を買ってくれません。沢山の地方の注目度を管理するのは大変なので、ある意味救済的な役割として、オーディションの中でも全国オーディションというのに合格できれば、注目度を全国で上昇させることが可能です。
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全国オーディションは、全国の注目度を同時に上げるため便利。ファン獲得総数は他と大差ない ファンを獲得するとファンレターが届くことがある
 お仕事選択画面の左下にあるように、画像では不在ですが、地方によって、ランダムで記者がいることがあります。記者がいる地方で、ステージを成功させることができれば、一定確率で自分たちを取材してくれ、その種類によって様々な効果を一定期間得ることができます (上の 3 枚の画像のうち真ん中は、右上に「REPORT」とついていますが、これが記者がついている状態です)。なので、どの地方で何をやるかは、その場に応じて、自分たちに最も有利になるよう、常に考えていく必要があります。
 こうして得られたファン達に買ってもらいたいのがユニットが発売した CD ですが、曲は 20 曲ものなかから、1 周で 5 つまで発売することができます。曲は発表してから発売まで 4 週の間があり、それまでに沢山買ってもらえるよう、全国オーディションなどで注目度を底上げしてから、発売を迎えるというわけです。そして、発売してから 4 週、つまり曲を選んでから 8 週後、次の曲を選べるようになります。
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楽曲選択画面。楽曲のイメージ (★ の色) に応じてパラメータ補正がかかるため、考慮が必要 楽曲の売り上げは毎週「どっとっぷ TV」で発表される 目指すのは 1 位。右にいる謎のキャラは「どっとくん」
リリース後の売り上げは毎週発表されるランキング (どっとっぷ TV) で確認可能。IA 大賞獲得のためには、1 位であることは必須ではありませんが、少なくとも高い順位にいることが求められます。
 このように、多数の戦略的な要素があるため、思った以上に頭を使わないと、売り上げランキング 1 位や、IA 大賞獲得は成せません。ユニットを育成し、お金・ファンを得て・・・それだけの苦労の先に待っている IA 大賞の感動は、別格のものでしょう (とはいっても、マニーと所持アイテムは引き継がれるので、周回を経るごとに楽になり、良い結果で当たり前になっていくのですが・・)。
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周回後には評定が与えられる。全項目の中から最低の評定と同じものが総合評定になるため、最高評価を得るのは容易ではない 高難易度でのみ獲得可能な最高評定。実はマニーを沢山稼いだあとならそこまで獲得は厳しくない

会話要素

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 ↑ 選択肢の例。普通にボタンで選ぶのもあれば、カーソルを動かしてアイドルの特定部位を指し示すものもある。営業の場合、選んだものにより評定がつく。
 アイドルとはコミュニケーションを取ることで、良いことがあります。毎週、朝と夜に決まって会話があるほか、営業を選択するとユニットのうち、誰か一人のアイドルと会話することができます。朝は誰かに意気込みを語らせ、それに対して自分が感想を述べるというかたちのコミュニケーションで、夜は、そのまま解散 (会話しない) か、会話する (ユニットの状態が良くないと説教できるし、普通ならじゃんけんや声当てゲームなどで団結力を上げることができる) か選ぶことができます。  営業においては、選んだ選択肢によって当然結果が変わり、バッド・ノーマル・グッド・パーフェクトの段階で評価がつきます。この結果によって、思い出レベルなどの増加量が変わります。思い出レベルは、営業・キャラごとの特殊イベントをこなすと上がっていき、最大 Lv 5 まであります。この思い出レベルは、次の述べるステージで有用です。
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 ↑ 営業をすれば、アイドルたちをもっと知ることができるほか、見たことがない一面を見ることができる場合も・・・
 この辺の会話要素は特に珍しくないですが、このゲームでは選択肢を選ぶまでに、多くの場合、制限時間があるため注意が必要です。また、人生そういうものかもしれませんが、選んだ選択肢で意図したものとは全く違う展開になり、悪い結果になってしまったということもいくらかありました。ここには、少し理不尽さを感じます。

音ゲー要素

 ステージ要素、つまり、ライブ・フェス・オーディションの 3 種と、各レッスン、これらは音ゲーになっています。
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ユニットのステータス。VO. DA. VI. の 3 つのパラメータが、ステージでのスコアを大きく左右する これを見ればこの記事でのアイドルの偏り具体にも納得
 ユニットには VO. (ボーカル)、DA. (ダンス)、VI. (ヴィジュアル) のパラメータが存在し、初期値はアイドルによって異なります。その 3 人の平均がユニットのパラメータで、これがステージでのスコアを大きく左右することになります (そして、そのスコアが売り上げを大きく左右します)。したがって、単に営業などでファンを増やすだけでなく、同時にスコア力をつけるためのレッスンも平行して入れていく必要があります。レッスンは、VO, DA, VI を伸ばすため、それぞれ専用のレッスンがあり、内容が異なります。
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ボーカルレッスン。流れてくるボタンを押す ダンスレッスン。譜面通り等間隔に LR ボタンを押す ヴィジュアルレッスン。これだけシューティングゲームになっている
 ボーカルレッスンは、線上を流れてくる音符を模したボタンの印 (○×△□) をタイミング良く押していくという内容です。VO パラメータが成長してくると、速度が上がるほか、直線ではなく流れてくるラインがループを描いたりして、次に何の音符が来るのか見にくくなります。普通の速度でやっていると絶対にゲージ満タンまで行かないのですが、L1 か R1 ボタンを押すと流れる速度が上がり、ゲージを上げやすくなります。
 ダンスレッスンは、タイミングよく L1, R1 ボタンを譜面通り押していくレッスンです。たとえば最初に LRLR のように与えられるので、それを見てタイミング良く LR ボタンを押します。レベルが上がると、速度があがるほか、4 つではなく 8 つ一気に処理させられたりします。
 ビジュアルレッスンだけは音ゲーとはちょっと違いますが、感情が書いてある板 (かなしそうに、うれしそうになど) が画面を 3 つ飛び回っているので、マウスポインタのようなものをスティックで動かして正確に撃っていきます。レベルが上がると、速度が上がったり、板が小さくなるほか、押すべきものとは関係ない板も飛び回るようになります。
 レッスンは、これらの得点に応じて、バッド・ノーマル・グッド・パーフェクト・パーフェクトでゲージ満タン (BONUS 表記) でパラメータが増えていく仕組みです。音ゲーと書きましたが、それぞれ、そんなにタイミングに厳しくないうえ、タイミングの正確さごとに加点されたりするわけでもないため、多少間違っても、ほとんど意図的に外さない限りグッドからパーフェクトにしかならないので、心配はそれほどいらないかと思います (が、BONUS 表記に持って行くのには、それぞれ、そこそこコツが分かってないと安定して出すのは難しいです)。
 ステージが本番です。レッスンによって成長し、衣装・楽曲によって補正されたパラメータを操って、高いスコアを出していきます。最高得点が高ければ、売り上げも増える仕組みですので、ゲームの結果の善し悪しを最も左右するのがここになります。ステージにはライブ、オーディション、フェスがありますが、どれも高いスコアを出すという点では目的が同じです、ただし、クリア条件や使い方 (スケジュールでの選び時) が異なります。
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ライブは、規定のハコユレ震度 (右上) に達すればクリア オーディションは、規定の順位 (右上) を超えればクリア フェスは、相手のスコア (右上) より高ければクリア。相手は妨害してくるのでスコアは出にくい
 ライブは、純粋にスコアに比例してハコユレ震度が上がっていき、基準値を超えるとクリアです。ライブだけ自社開催のため開催自体にマニーが必要で、報酬が他に比べ、相対的に少ないという欠点がありますが、発売直後にライブを行うと、一定確率で売り上げが減衰しなくなる (キープ) という役割を持っているため、主に新曲リリース 2-3 週間後に集中的に使われることが多いステージです。なお、ライブに限り、大成功すると、ソロステージやデュオステージを見ることができます (ただし、メニューからステージフォーユー!を選べばいつでも鑑賞可能なので、特に価値があるわけではない)。
 オーディションは、同じくスコアに応じて順位が 100 位から上昇していき、そのオーディションで規定している順位内 (1 位のみのこともあるが、16 位までということもある) に入ればクリアになります。全国オーディションは全国の注目度が上がるためリリース直前に使われることが多いほか、通常のオーディションは非常に注目度を上げやすい (青→ピンクに一発で変わる) うえ、発売してから 10 週以上経過した過去の曲でクリアすれば、一定確率で売り上げが急上昇する (リバイバル) ため、比較的よく出演することになります。
 フェスは、同じ会場にいるライバルとスコアを競うステージです。相手のスコアの伸びを思い出アピールやバーストアピール (後述) で妨害できますが、相手も同じように妨害してくるため、スコアが他に比べて出にくい欠点があります。しかし、ファン獲得数が多いことや、最新の曲で発売から 10 週経過したものを使い勝利すれば一定確率で売り上げが急上昇する (ブレーク) うえ、本編でもライバルと対決する際はこの形式なので、おそらく最も頻繁に出演することになる舞台です。
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総売上枚数と最高順位は評定に影響するため、できればブレーク・リバイバルを起こしたい 過去の曲でオーディションに合格すると、リバイバルが起こせる 最新の曲でフェスに勝利すると、ブレークが起こせる。爆発的売り上げで 1 位を奪取しよう
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 ↑ 基本は簡単だが、スコアを伸ばすにはさらなる戦略が必要。
 ゲーム画面上には □、△、○ のボタンが中央に描かれた輪っかが 3 つ表示され、曲が始まると輪の中央から外側に向かって波紋のように円が伝わっていき、それぞれの輪の円弧に達した時点でボタンを押せば、得点を得ることができます。この周期は楽曲のビートに合わさっているため、曲に乗りながらボタンを押せば大丈夫です。判定も一応、PERFECT、GOOD、BADがありますが、ただ一定周期で押せばいいだけですし、しかも他の音ゲーみたいに判定は厳しくないので、慣れてなくても 9 割以上は PERFECT が出せる程度だと思います。それぞれの輪っかは VO, DA, VI と結びついており、それぞれのパラメータが高ければ押したときの基本スコアも高い、という仕組みです。ただし、それぞれの輪には興味レート (倍率) が設けられていて、基本パラメータとその倍率をかけてスコアが出るようになっています。あるボタンを押すと、そのボタンの倍率は一定値下がりますが、かわりに右隣の倍率が一定値上がります。つまり、最も成長しているボタンだけを押していればいいというわけではなく、あえて隣の成長していないボタンを押して、メインの倍率を上げてから、最後にメインのボタンを叩いていく、などの戦略も必要です。
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 ↑ 興味倍率とパラメータを考慮して押す必要がある。同じボタンだけ押しても得点は入ってこない!
 ステージでの戦略性を深める要素が、ボルテージの存在です。それぞれのボタンを押すと一定値、このゲージが増加し、最大になった後に R1 ボタンを押すと、バーストという状態を起こすことができます。バースト状態では、レートが大幅に上昇し (バースト時の興味レートを 2 倍にできる)、スコアを大量に獲得できます。このボルテージを上げるためには、各アピールボタンを押すだけでなく、×ボタンを押すことで、思い出レベル (1 ステージでそのレベルと同じ数だけ使用可能で、使ってもレベルが減ることはない) を消費してゲージを大幅に上げることも可能です。連続でキャラを変更して思い出アピールを行うと、その増加量がさらに増える・・という仕組みなので、どうやって思い出アピールを使っていくかも、考える必要があります。特に、フェスでは、ライバルと対戦するのですが、相手が邪魔をしてこちらのボルテージを下げてくるのに対抗して、こちらも思い出アピールで相手のゲージを下げられるので、使い時が重要となります。
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 ↑ 通常アピールでは興味レート 1.50 が最大だが、バーストするとバースト突入直前のレートを 2 倍にすることができ、高得点が狙える。
 このように、ステージ要素も、基本はビートに合わせてボタンを押すだけで単純なルールですが、スコアを出すためにはいろいろな要素を駆使して、戦略的にプレーする必要があります。

このゲームのメインといってもいいほど力が入ったステージ鑑賞

 オーディション・ライブ・フェスに成功すると、オーディションは合格後の出演、ライブ・フェスはアンコールというかたちで、もう一回ステージに立ちます。そのときはボタンを押してスコアを稼ぐ必要はなく、ここはただ鑑賞するだけになりますが、むしろこれを見るためのゲームといっても過言ではないくらい、力が入っています。3 人がステージ上で踊って歌うのですが、動きが滑らかで見ていて飽きません。手抜きはされておらず、全員ちゃんとそれぞれの声で歌ってくれます。鑑賞中は、ただ見ているだけでもいいですが、×ボタンでそのキャラがアピールしてくれるほか、十字キーや×ボタン以外のボタンで、カメラの視点変更、注目キャラ変更ができ、うまくカメラ操作できればとても気持ちよいです。  また、本編以外でも、ステージフォーユー!というモードで、いつでも好きな曲、組み合わせ (1, 2, 3, 5 人)、衣装、ステージにて鑑賞可能です。ただし、5 人の場合は曲が限られてしまいます。
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ソロステージ。衣装と舞台も大きく印象に貢献する 楽曲・ステージが限られるが、5 人ステージ (クインテット) も設定可能 S4U では竜宮小町も組み入れることが可能。また、屋内では四方から光が当たるという設定なので陰が × だが、このように屋外ステージだとちゃんと人影になっている
また、このモードでは、本編ではユニットに入れることのできない、特別なアイドル達 (竜宮小町に所属しているアイドル) も一緒に歌わせることが可能で、全部で 13 人もいて、組み合わせも色々考えると楽しいですね。どの曲も、全てのアイドルについて、1 曲まるごと収録してあるようなので、1 人で歌わせればその曲をそのアイドルの声で最後まで聴くという、本編ではなかなかできなかったことができますし (本編ではライブを大成功させるとソロで歌わせることもできますが、ほとんどできませんからね)、3 人で歌わせれば、全員の歌声が単に混ざるだけでなく、たとえば真ん中のリーダーだけが一番いいところを歌ったりするなど、とてもよく出来ています。曲数から考えても、ステージを鑑賞するためだけのソフトとしてじゅうぶんソフトの価値はあります。インターネットの一部で流行したのも、納得の出来です。
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視点と注目キャラを変更可能。オートでも見ていて楽しいが、自分でうまく操作できればもっと楽しい 決めポーズは自分なりの視点設定で楽しみたいもの
ちなみに、この記事のスクリーンショットはキャプチャボードを使っているのですが、そのような環境がない場合でも、ステージシーンに限り、R1 ボタンを押すことでスクリーンショットを撮影し、PS3 本体に保存可能です。
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S4U の画面。自分だけのステージを演出しよう キャラの組み合わせも自由 ステージも印象を左右する。各ステージは、本編でそのステージをクリアすることんによって解除される
 衣装・アクセサリは、初期では全然種類がありませんが、本編で、スケジュールに "LUCKY RABBIT" または "BK MANIAC" というショップに行く予定を入れてから、そこで品物を購入することで種類を増やせます。また、特定のキャラで本編をクリアしたりすると、無料で追加衣装が手に入ることもあります。沢山増えてからこのモードで色々組み合わせを考えるとすごく楽しいですね。PS3 版では、Xbox360 版で有料コンテンツだった衣装・アクセサリがかなり沢山入っているようなので、(沢山周回してお金を貯めて買わなければならないという辛さはもちろんありますが) 追加してお金 (ここでは "マニー" ではなく、リアルマネーのこと) を払わなくても十分魅力的に演出できます。
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曲の雰囲気にあった衣装設定を 基本衣装 3 種 + EXTEND 衣装が存在。基本衣装は全部ただの色違いだが、EXTEND 衣装はそれぞれ見た目自体が異なる 衣装選択のセンスも腕前のうち。これではアイドル達もやりづらいだろう
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なかには危険な衣装も存在する。ステージは自分で買ってのお楽しみ 探検帽子とはいうが、幼稚園児の帽子を狙ったようにも見える S4U では無意味だが、本編では重大な役目を持つお守り
ちなみに、S4U においてはただの衣装・アクセサリなので選択は自由ですが、本編では、画像で左に色つきの星があるのからもわかるように、それぞれのアイテムに VO. DA. VI. というイメージがあり、それを装着すると関連したイメージのパラメータが上昇します (アイテムによっては、そのイメージだけでなく、他のイメージも上昇させる効果のあるものも多数あります)。したがって、本編で装着するのは、結果的に、偏った種類だけになってしまいます。先ほど画像で示したユニットのパラメータの濃い部分がアイテム補正なのですが、画像を見れば分かるとおり、ユニットの強さはかなりアイテムに依存します。さらに、楽曲にもこのイメージが存在するため、よく考えて選択する必要があります (要するに、本編では好きな歌・好きな衣装だけでやると良い結果が残せない)。
 すぐ上の画像の 3 枚目にあるお守りですが、これは見た目に影響を表さないため S4U モードでは無意味であるものの、本編では、それぞれいろいろな効果があるため、お守りを場面によって切り替えて使っていくのもよい戦略になります。たとえば、上の画像の "ゲローンセンお守り" は、通常アピールのボルテージゲージの上昇量が大幅に増加し、バーストがバンバン撃てる (通常、思い出アピールを使わないと、1 曲中 1 回、ギリギリ 2 回目に届かないで終わる程度しかゲージがたまらないが、これを使うと 5 回 6 回余裕で撃ててしまう) かわりに、バーストアピールにおけるスコアが大幅減少するので、結果的にスコアが全く出なくなります。これは主にフェスで相手を完全に封じ込め勝利するためのお守りということです。このほか、スコア伸ばしに有利なお守りもいくつかあるので、考えて使います。

ライバル達の存在

 このゲームでは、同じ 765 プロ所属の成功した先輩ユニット竜宮小町と、765 プロをやたら敵視する 961 プロ自慢のユニット、ジュピター (のうち、特にピピン板橋天ヶ瀬冬馬) がライバルとして登場します。
 女性アイドルを育成するゲームのなかで、まさかの男性アイドルユニットとして登場する無粋な存在 "ジュピター" は、リーダーである天ヶ瀬冬馬、どこのホストかと思わせる風貌・話しぶりの伊集院北斗、ただの元気な少年くらいしか印象がない御手洗翔太の 3 人組。リーダーの冬馬は、ストーリーの比較的はじめのほうから登場しますが、あとのふたりは基本的に終わりの方でちょっとしか出てきません。ただし、あるアイドルをリーダーにすると、残り 2 人と彼らがジュピターとして登場する前に出会い、ちょっとしたイベントを見ることができます。
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 ↑ 左から、御手洗翔太、鬼ヶ島羅刹天ヶ瀬冬馬、伊集院北斗。彼らのステージは S4U のスペシャルアイドル扱いで鑑賞可能。
存在自体は、本編においては、完全なるライバル程度であるため、そこまで邪悪、邪魔な存在ではありませんが、どうしても男が出てくることが許せない人にとっては、精神的な意味でマイナスポイントになるかもしれません。私は特に気になりませんでした。さすがに自分のアイドルと駆け落ちしたとか、そういう結末が待っていたら発狂して評点を下げたかもしれませんが・・・。
 竜宮小町のメンバーたちは、S4U においては、普通に他のアイドルと同様に設定し、鑑賞可能なのですが、本編ではクインテットライブのゲストという形でしか出演させることができません。つまり、ユニットには入れることができません。わざわざそんなことを書くのも、前作ではできたというのだから、やはり彼女たちに何らかの思い入れがあるのなら、これは大きなマイナスポイントになってもしょうがないでしょう (ただし、私は今作だけで評価しているので、これはこのレビューの評価対象にしません)。キャラを売るゲームで、登場人物を変えないで続編を作る場合、使えるキャラを削ってしまうというのは、一番やってはいけない行為だと思います。今作からなら、別にそういう設定なのだと思えば、特に何も思わないでしょう。
 竜宮小町のメンバーたちですが、本編をクリアすることで「エクストラエピソード」として、彼女たちのうち、誰かひとりを選び、サポートするというかたちで、ジュピターをやっつけるという、見方によっては自虐的でもあるなと思えるシナリオを遊べます。本編では伊織はお金持ちで傲慢なキャラ、あずさはゆっくりしたおとなしめのキャラ、亜美は真美のクローン人間くらいの印象しか持てないと思いますが、こちらでは、本編では見えなかった、彼女たちの新たな側面を知ることができるほか、クリアすると新しい曲を解除できます (ちなみに、本編でも、9 人のアイドルのうち、竜宮小町の各メンバーと仲が良い特定のアイドルをリーダーにすれば、竜宮小町メンバー絡みのイベントを見ることができます)。
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 ↑ プロデューサーの律子含め、4 人のうち誰かをキーパーソンとして補助することが可能。
エクストラエピソードはどれもだいたい 2 時間程度で終わります。本編は短めに見積もっても 10 時間近くかかるので、それに比べたらずいぶん短いといったところですが、あくまで「サポートする」だけなのでしょうがないでしょう。

不満な点

 いろんな衣装を手に入れるためには必然的に何周もしないといけない (ショップで買う以外にも、特定のキャラでクリアしたりしないともらえないアイテムがある) ので、引き継ぎ要素もそうですし、基本的には周回を前提とした作りになっています。ただ、それにもかかわらず、既読スキップ不可能なので、毎周見ないといけない IA 関係のイベントは、煩わしいの一言。
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このように、なぜ周りの二人が機嫌を落とすのか理解不能な会話が多数存在する。何十回も見る場面こそ、手抜きが許されないと思うのだが・・・
 朝と夜の会話も、最初は面白いですが、周回を重ねると実はそれらはたった 4,5 パターンしか種類が存在しないことに気づいてきて、「もうそれはいいよ」という風になってきます。どうせなら数十パターンくらい用意できなかったのでしょうか。毎週強制、つまり必然的に 50 回程度繰り返し見なければならない場面なのに、たった数パターンしか違うものがないというのは、手抜きをしたようにしか見えません。間違いなく同周回中、後半以降は同じような会話の繰り返しに飽き飽きします。さらにこの部分についていえば、会話がかみ合ってないことが多々あるのも気になります。パターンとして、正しい選択をすると全員喜ぶ会話と、片方を選択すると意気込みを語らせた一人だけ喜び、残り 2 人は機嫌を悪くする会話、もう片方を選択するとその逆になる会話の 2 種類あるのですが、特に後者のパターンは手抜きで作られているとしか思えず、「他の二人は何で機嫌悪くするの?」と思うようなものばっかり。
 ほとんど上と同時に起こるのですが、ある時点でキャラの表情が変わると、次にそのキャラが話すまでずっと表情がそのままなのも違和感があります。つまり、選択肢によって残念な表情をする、これはいいのですが、話題が変わったとしても、次にそのアイドルのせりふがくるまで、ずっと残念そうな表情のままでいるのが、かなり変です。せめて表情のひとつくらい、戻せなかったのでしょうか。
 そのほか、せりふが勝手に進む点にも問題があります。ちょっと休憩したければスタートボタンでポーズしろということなのでしょうが、せりふやメッセージは、表示しおわる、あるいはキャラがセリフを言い終わってから一定時間すると、勝手に次へ進みます。これは不便としか言いようがありません。もちろん会話を鑑賞するという意味で、自動進行機能はあってもいいと思いますが、これを標準にすることは良くないと思います (設定で変更すら不可能)。外国人なら分かりませんが、もちろんちゃんと文章を読むための時間は与えられています、しかしひとつのせりふについて、もうちょっと考えてみたかったり、そういうことは誰にだってあるはずです。

DLCについて

 もうひとつ、このゲームの事前情報として、DLC が (悪い意味で) 凄いということを知っていたのですが、確かに凄いです。曲を追加すると 1800 円、これはまだ納得できます。なぜなら、アイドル全員分のソロの歌が入っているうえ、振り付けなど歌以外にものも入っているわけですから、ふつうの楽曲のお値段から考えても、コンテンツの内容からすれば、妥当な値段だと思います (最初から収録されている曲数、ゲームソフトの値段を考慮すれば割高に感じますが)。
 しかし、そのほかはもはやぼったくりといっても過言ではない値段設定です。よほどこのゲームが好きじゃないと、買うことができない値段です。衣装ひとつで 750 円とか 1500 円。アクセサリすら 300 円など。同じバンダイナムコのゲームでも、テイルズオブシリーズくらいの値段だったらまあ買ってみるか、と思えますが、確かに人には人の価値観があるものの、おそらく平均的な見方をしたとして、これは高すぎると断定して問題ないでしょう。こんなお値段では、まるでゲームソフトを安くしておいて、DLC で設けようという、プリンタにおけるインクのような商法に見えてしまいます。
 このことは、DLC としては致命的で、DLC そのもののみに評価を下すなら、不当に高いの一言。人によってはこれだけで 10 点中 0 点にしたくなるかもしれません。しかし、注意すべきなのは、別にゲームソフト単体でも、ゲームとして極端に欠けているわけではないこと、つまり、DLC を買わないとゲームとして不完全、というわけではないことです。このゲームは DLC のこともやたら有名ですが、このゲームにおける DLC は、(少なくとも現時点では) 完全なる追加要素、オプションであり、何か買わないと快適にゲームをすることは不可能である、ということは一切ありません。PS3 版には、Xbox 版でダウンロードコンテンツだった衣装も多数収録されていて、(周回プレイでお金をためる必要はありますが) 基本的にゲーム本編だけで十分魅力的な衣装・アクセサリは手に入ります。なので、沢山 DLC を買わないとまともに遊べないイメージを持っていて買うのをためらっているのであれば、別に買わなくても十分楽しめるので、安心してよいです。
 とはいうものの、衣装・楽曲はまあ完全なオプションですが、メールだけはどうにかならなかったのかと思います。メールとは、本編では、ゲーム本編で社長がヒントとして、特定の週の終わりにアドバイスをくれるか、ショップ店員 (LUCKY RABBIT) から 3 割引きセールのお知らせが来るだけの機能なのですが、このほか、現在ユニットに入れているアイドルたちからイベントがあるごとに、あるいはイベントがなくても雑談的な感じでメールをもらうことができます。しかしそれは、1 キャラ当たり 300 円払わなければ受け取ることができません (全員セットで買えば少し安くなりますが、ここで問題にしているのはそんなことではありません)。これくらい無料で最初から入れておけよと思いましたが、なくても不便ではないので、さすがにこれは少しマイナスポイントとして評価したものの、大きく評点は落としませんでした。
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 ↑ お金払わないとメールしてくれないって、悪徳出会い系サイトじゃないんだから・・・自分のアイドルだよ?
 なお、衣装・楽曲のほか、お金、つまりマニーを買うこともできます。ただしこちらは周回時引き継ぎのため 1 回限りとなります。まあ、ちゃんといろんなアイドルを見ていくつもりなら、金銭的に厳しいのは 1, 2 周目くらいで、あとはお金に困らない程度ではあるので、手を出す必要はないと思います。

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